生チョコが固まる時間はどれくらい?冷蔵庫で美味しく作る方法を解説

「生チョコが固まるのにかかる時間は何時間?」

おはこんばんちわ、お菓子作り&料理が大好きな管理人です。

最近は寒くなってきたので板チョコ買ってきてザックザック切ってはチョコ系のお菓子を量産しています。(笑)

さて、チョコ系のお菓子といえば「生チョコ」がやはりプレゼント用の手作りお菓子として大人気ですよね!ですが

生チョコが固まる時間ってどれくらいがいいの?

なかなか固まらない時の理由や原因は?

冷凍庫で冷やして固めてしまってもいいの?

などなど・・意外に簡単そうに見える生チョコですが実は難しいので上記のように疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。

生チョコって冷やしすぎてもダメだしどろどろでも失敗だし、ほんとに気難しいお菓子なんですよね^^;

という事で今回は生チョコが固まる時間、固まらない時の理由や対処法、美味しく作るためのコツなどご紹介させて頂きます。

生チョコ作りをやってみる!やってみたい!という方はぜひ参考にしてみて下さいね~。

生チョコが固まる時間って何時間くらい?ベストな放置時間は?

それでは早速、生チョコが固まる時間についてお話させて頂きたいと思います。

生チョコってどれくらい寝かせて固めればいいの?とお悩みの方は参考にしてみて下さいね。

生チョコが固まる時間は基本的には冷蔵庫で1時間半ー3時間ほどです。

生チョコの作り方というのは沢山あるのですが、基本的な生チョコは「チョコレートと生クリームの2つ」で作るやり方になります。

で、この基本的な「チョコと生クリーム」の2つだけを用いた基本の生チョコの作り方であれば冷蔵庫で1時間半~3時間ほどがベストな時間で美味しく固まりますよ!

なので、生チョコを作ってみるという方は冷蔵庫で1時間~3時間ほどを目安に冷やしてみて下さいね。

でも「おいおい、この1時間ー3時間ってそれなりに幅があるんじゃ?」って感じる方もいますよね^^;

1時間と3時間ってかなり違いますからね。w

なのでこの時間の幅について解説をさせて頂きますと、この冷やす時間によって生チョコの固さを調節する事ができるんですね。

目安としてですが、1時間半ほどで取り出せば柔らかめな生チョコを作る事ができます。

そして、2-3時間ほどで取り出せばしっかり固まった生チョコを作る事ができるんですね。

冷蔵庫の温度によってかかる時間が多少変わってくる部分もあるのですが、そのような感じになります。

なので、「とりあえず普通の生チョコを作りたいよ!」という方は上記の時間を参考にしてみて下さい^^

(生チョコ自体が固まる時間というのは長くても3時間あれば十分になります。)

柔らかめが好きなのであれば1時間半ほどで取り出せばOKという事ですね♪

もし、「包丁で切るときに切りやすくしたい」という事や「固めな食感が好き」という事であれば2-3時間ほど放置すれば完璧ですよ~!

家の冷蔵庫で作るときは味見をして様子を見ながら寝かすのがおすすめ!

ただ、慣れていない場合に「お好みの固さ」と言われても曖昧すぎて困ってしまう方もいますよね^^;

そういった慣れてない初心者さんにおすすめなのは様子を見ながら、端っこの方を少しすくって食べてみて自分の好みの固さになった時に冷蔵庫から取り出す事ですね。

こうすれば自分がお好みの固さになった時に取り出せるので「取り出して切ってみたらまだ柔らかかった・・」「思ったより固くなっちゃった・・」という事も避けられます。

なので、1時間半ほど経過したら15分~30分ごとに少し端の方を小さなスプーン等ですくって食べてみて柔らかさなどを確認してみて下さい。

ちなみに私は柔らかめが好き&長時間待てないのでいつも1時間半ほどで冷蔵庫から取り出して食べています。(笑)

慣れてない時は1つレシピを決めてしっかり従う事が大事!

ただ、生チョコのレシピって星の数ほど存在していて、その作り方によっては固まる時間もまちまちです。

「一晩寝かせる」というレシピもあれば「冷蔵庫で1時間」というレシピもありますし「冷凍庫でしっかり」もあれば「冷蔵庫で6時間」などなど。

これがなぜ同じ生チョコなのに固まる時間がこうも違うのかというと

・固まりにくいホワイトチョコを使ったレシピ

・はちみずや水あめを入れたレシピ

・無塩バターなどを使用したレシピ

などちょっとワンポイント加えた生チョコのレシピになってくると「固まる時間」というのが大きく変わってくるんです。

ホワイトチョコは普通のチョコレートと比べて油分が多く固まりにくいですし、バターや水あめを入れればその分水分が増えるので、冷やす時間も長くなるんですね。

そんな感じでレシピによっては大きく固まる時間が違ってきますので一番は参考にするレシピを1つ決めてそれに従う事になります。

お菓子作りって本当に繊細で分量の1グラムだったり、焼く時間30秒だったりが出来上がりに影響してしまいます。

なので、1つ参考にするレシピを決めたらしっかり読んで、それに従って作ってみて下さいね。

レシピによっては生チョコがカチカチになってしまう事や乾燥してしまう事があるので、そういった事も注意しましょう。

ただ、シンプルな生チョコであれば1時間ー3時間ほどで固まりますし、どんなレシピでも長くても一晩で生チョコは固まります。

なので、もしそれ以上放置しても固まらない場合は失敗してしまっている可能性もあります。

という事なので、もし「失敗しちゃったかな?」と思われる方は後述している内容を参考にしてみて下さいね。

家で生チョコをプロ級に作りたい時は脂肪分40%以上の生クリームがおすすめ!

せっかくですので、家の冷蔵庫で生チョコを作るときに美味しく作る方法をご紹介させて頂きます。

それは使用する生クリームを脂肪分が40%~47%以上と数字が高めの生クリームを使用する事です。

なぜかというと、この脂肪分が多ければ多いほど値段&カロリーは高くなりますが濃厚でコクのある味わいの生チョコが出来上がります。

乳脂肪分が上がるほどミルクのコクのある生チョコになりますし、またミルク感が増す事でチョコの風味もより引きたちとても美味しい生チョコができあがります。

脂肪分が高い方が作りやすいですし切りやすいというメリットもありますので、ぜひちょっとお金がかかっても乳脂肪分の高い生クリームを使ってみて下さいね!^^

ただ個人の好みもあるので、濃厚よりもさっぱりした味が好きという方は35%ほどの生クリームで作ってみて下さい^^;

生チョコは冷凍庫で固めてもいい?固まる時間はどれくらい?

次に生チョコを作るときに冷凍庫で固めて作っても良いのか、また固まる時間はどれくらいなのかご紹介させて頂きます。

時間がないし冷凍庫で作りたい!という方は参考にしてみて下さいね。

生チョコは冷凍庫で冷やし固めて作っても問題ありません。

まず、結論として冷凍庫を使うのはアリなのですが表面の仕上がりをきれいにしたい場合には少し不利になります。

なぜかというと冷凍庫に入れるとすぐに凍っていくので表面のごつごつなどが残りやすくなってしまうんですね。

ココアパウダーである程度はごまかせますがきれいな「なめらかさ」を出したいという場合は難しくなってしまいます。

また、パティシエさんによっては「冷蔵庫でゆっくり時間をかけて冷やすのが良い」という方もいます。

なぜかというと急激な温度変化で固めたものはチョコに限らず常温に出した途端に溶けだしてしまうんですね。

私の友達でも「冷凍庫から出した時に失敗してしまった」という方もいますので、時間がある場合は冷蔵庫で作る方が個人的にはおすすめです。

ですが、「あまり細かい事は気にしない!」という方であれば冷凍庫で冷やし固めるやり方もありかと思います^^

ただ、早く固まってしまうので時間が経ちすぎるとカチカチになってしまう事だけ注意してみて下さいね。

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冷凍庫で冷やす場合は固まる時間は1時間もあれば十分になりますので、それ以上は冷やしすぎないようにしましょう!

生チョコが固まらない理由はどうして?冷やしてもどろどろな原因は?

それでは次に生チョコが固まらない理由・原因についてお話させて頂きます。

数時間は放置しているのに生チョコが固まらない!失敗したくない!という方は下記の内容に当てはまらないかどうかを確認してみて下さい。

理由その1.生クリームの分量が多すぎる

まず、「生チョコがうまく固まらない」時の理由として最も多いのが生クリームの分量を多くしすぎてしまっている場合です。

基本的に生チョコを作る場合の材料の割合は《チョコ:生クリーム=2:1》です。

で、一般的な板チョコは1枚50gほどになりますので、4枚(約200g)を使用したら生クリームの量は100mlほどという事になります。

板チョコ2枚であれば生クリームは50mlほどで良いという事なんですね。

意外に生クリームの量というのは少なくて良いので、「必要よりも多めに入れてしまった・・」という事がとても多いのです。

なのでまず、生クリームの分量、使用したチョコの分量を確認してみて下さいね!

理由その2.生クリームが動物性ではなく植物性だった

次に生チョコが固まらない理由として多いのが植物性の生クリームを使用してしまっている場合です。

これは非常に多いケースなのですが、原則として生チョコは絶対に動物性の生クリームでないと作る事はできません。

というのも、そもそも植物性クリームは生クリームとは全く違う成分であり、もっと言うと《生クリームではない》んですね。

生クリームというのは牛さんのお乳から作った動物性のものだけをそう呼びます。

ですが、植物性の生クリームというのはコーン油や大豆油、ヤシ油などに乳化剤を加えただけのものになるので、実態は生クリームではないんですね。

※なので実際に生クリームという名前で売ってはいけないルールなのでよく見るとホイップクリームだったりフレッシュなどと書かれていると思います※

色味などが白く味もさっぱりなのでケーキのデコレーションなどに使用されるものですが、生チョコを作る事はできません。

生チョコは生クリームをチョコを混ぜてできるものなので、間違えていないか確認してみて下さいね^^

理由その3.湯煎や調理している時に水が入ってしまった

生チョコが固まらない理由として湯煎している間に水や水蒸気などが混入してしまっていた場合というのもあります。

これがなぜいけないのかというとチョコは水にとても弱いので、1~2滴でも水分が入ってしまうと成分が分離してしまうんですね。

そこで、湯銭している間に水が入ってしまったですとか、元々ボウルに水滴が付いていたとか、そういう事があった場合にはすぐ分離をしてしまいます。

成分が分離してしまうともううまく固まらなくなってしまい生チョコができなくなってしまうんです。

なので、もしかして途中で水が入ってしまってないか?を確認してみて下さいね。

生チョコが固まらない時の対処法・アレンジをご紹介!

それでは次に生チョコが固まらない時の対処法やアレンジについてご紹介させて頂きます。

数時間放置したけど固まらなかった!という方はぜひ参考にされてみて下さいね。

まず生チョコが固まらなかった時はチョコレートを足してみるようにしましょう。

先ほどもお話しした通り生チョコというのは《チョコ:生チョコ=2:1》で作る事ができる食べ物です。

で、多くの場合は生クリームの入れすぎが原因なので、しっかりと2:1にする事ができればいいんですね。

なので、チョコと生クリームが2:1になるように調節して湯煎したチョコを足すなどして調節するようにしてみましょう!

ただ、入れすぎた生クリームがあまりにも多いとこの方法での対処は難しくなってきます。。><

(例えば500ml入れていたらチョコが1kg必要・・)

また、分離してしまった場合は植物性生クリームを使ってしまっていた場合などでも、生チョコとして完成させる事は難しいです。汗

なので、そういった場合には下記のアレンジチョコ菓子として食べてしまう事がおすすめですので、参考にしてみて下さい。

その1.牛乳や豆乳と混ぜてホットチョコレートにする!

まず簡単なアレンジレシピとしておすすめなのが牛乳や豆乳と混ぜてしまいホットチョコレートやソイチョコレートにしてしまう事です。

作り方は簡単でお好みで温めた牛乳や豆乳と混ぜるだけでOKです^^

家族や友達と飲んでしまえばすぐに無くなりますし、とても簡単に消費できるので試してみて下さいね。

なんなら、水筒に入れて彼氏(or好きな人)にむりやり飲ませてもよいのでは?とも思います。(笑)

その2.卵・薄力粉・ベーキングパウダーと混ぜてブラウニーに。

次に生チョコが失敗してしまった時におすすめなアレンジレシピがチョコブラウニーにしてしまう事です。

意外に簡単で、失敗した生チョコ100gに対して薄力粉50g、ベーキングパウダー小さじ0,5、卵を1.5個入れて混ぜます。

そしてよく混ぜ合わせたらオーブンで175度で20分焼けばブラウニーの出来上がりです♪

もし家にオーブンがない場合は炊飯器で炊飯してしまってもOKです。

普通に1度炊飯ボタンを押して、固まらなかったらもう一度炊飯ボタンを押します。

そうしたら後は少しずつ様子を見ながら熱を通していき、竹串やお箸を刺してみて固まっていれば完成です。

とても簡単なので生チョコの分量と調節して計算しつつ卵や薄力粉の量を変えて作ってみて下さいね!

その3.コーンフレークと混ぜて生チョコアイスに!

次に簡単でおすすめな生チョコのアレンジレシピですが、冷凍庫に入れて生チョコアイスにしてしまう方法です。

これもとても簡単で、まず余ってしまった生チョコにコーンフレークを足します。

そしてタッパーに入れ表面をならしたら冷凍庫へ入れて固まるまで冷やします。そうしたら生チョコアイスの完成です♪

お好みの大きさに切って溶ける前に家族や友達と分け合ってしまえばOKですよ~!

失敗した生チョコは冷凍庫で冷やしても固まらない?

固まらなくなった生チョコでも冷凍庫に入れれば固まるのでは?という質問を良く頂きます。

ちょっとそれについてお話したいのですが、基本的には冷凍庫に入れれば確かに固まりますが時間が経ったら溶けてしまいます。

当然の話なのですが普通に生チョコを作る際に時短として冷凍庫を使うという事は有りです。

ですが、失敗して固まらなくなったどろどろのチョコレートを冷凍庫に入れても生チョコにはならないんですね。

長時間冷やせばカチカチに固まりますがそれは生チョコアイスといったところで、常温で置いておけば元の姿に戻ってしまいます。

溶けてまたどろどろの状態になってしまうんですね。

もちろんそれも美味しいのでありですし、家族や恋人、友達であれば「溶けないうちに食べてね」と渡すのも良いのですが、生チョコとして渡したい場合はおすすめしません。

なので、失敗してしまった場合は上記のようなアレンジにしてしまう方が良いですので、そのようにしてみて下さいね。

    追記:アレンジとして、温めて溶かしてしまいチョコフォンデュにするのと、そのままトーストに塗って食べてしまうのも美味しかったのでおすすめです!

    まとめ

    という事で生チョコが固まる時間、美味しく作るコツ、固まらない時の対処法などご紹介させて頂きました。

    基本的な生チョコであれば冷蔵庫で1-3時間でOKになりますので、あまり気負わず作ってみて下さいね。

    ただレシピによっては冷やす時間が大きく異なるのでしっかりレシピ通りに作るようにしましょう!

    また、冷凍庫に入れて冷やし固めても作る事はできますが、丁寧につくりたい場合は冷蔵庫がおすすめですね。

    最後に、失敗の原因として最も多いのが生クリーム入れすぎ、間違えて植物性を使ってしまった事などです。

    一度失敗してしまうとやり直す事もなかなか大変になるので、この2つは特に気を付けて下さいね。では!

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