
「読書感想文ってですます調?それともだである調がいいの?」
どもども、読書感想文はいつも友達の書く内容をパク・・いえ参考にしていたみゆきちです。
この時期になるとやっかいな課題の読書感想文を書かなければならず学生の皆さんは「ダルいっ!」と感じているのではないでしょうか。(笑)
私も大学生や高校生の時はよく課題で読書感想文を書いていました、結構いやいやで。w
ですが、いざ「書こう!」と原稿用紙を前にすると
■ 読書感想文ってですます調がいいの?
■ それともだ・である調の方がいいの?
と迷ってしまう方は多いと思います。
という事で今日は、「読書感想文の書き方はですます調とだである調のどちらが良いのか」をご紹介させて頂きます。
読書感想文を課題で書かなければならない大学生や高校生のみなさんは参考にしてみてくださいね。
読書感想文はですます調とだである調、どちらが適してる?
それでは早速、読書感想文の語尾は「ですます調」がいいのか、それとも「だ・である調」がいいのかご紹介させて頂きます。
大学生の課題、または高校生の家庭学習の場合は「だ・である調」が適しています。
基本的に、大学生のレポートや論文、読書感想文など提出を求められる文書は「だ・である調」を使う事が一般的です。
なぜかというと、この「だである調」というのは強気で言い切るような、断定的な書き方になるからです。
なので、「自分の意見・主張を述べる文章」の場合は「だである調」の方が適しているんですね。
ですので、大学生が講義の感想を書く場合や、課題で読書感想文を課された場合は「だである調」を使う事が一般的とされています。
わたし自身4年間ずっと「だである調」を使っていましたし、周りの大学生の子たちもみんなそのようにしていましたね(*´▽`*)
なので大学生の課題で読書感想文を出された場合は「だである調」で統一する方がおすすめですよ。
ただ、大学生の場合は「びっくりした」「すごいと思った」「面白いと思った」などの表現をすると子供っぽくなってしうので注意しましょう。
「びっくりした」と表現するにしても「~について知った時、私は今までの自分の中に生き続けていた価値観が大きく変化した。」
などと、学術的に書いていくように意識して書いてみて下さいね。(その方が様になりますしね笑)
高校生の読書感想文でも「だである調」が一般的です
また、高校生だとしても、年齢的に読書感想文の書き方は「だである調」を使う事が一般的です。
これは、コンクールに出すような課題図書であってもなくても、普通の家庭学習(夏休みの宿題とか)でも同じですね。
私も高校3年間は先生に「できるだけ、だである調を使えっ!」と言われ読書感想文はそうしていました^^;
それに他校の友達たちもみんな「だである調」を使ってましたね。
なので結論、高校生以上の場合はだである調を使う事が一般的と考えて問題ありませんよ。
大体、中学生以上ともなると読書感想文の文体は「だである調」を使うのが当たり前みたいになっていきていますのでね。
もし、読書感想文を書く場合は以下が一般的とされている書き方なので、参考にして下さいね。
■ 小学校低学年:ですます調
■ 小学校中学年:どちらでもよい
■ 小学校高学年:だである調
■ 中学生:だである調
■ 高校生&大学生:だである調
最近は小学生でも読書感想文は「だである調」を使う事が一般的になってきています。
なので、高校生が「ですます調」を使うと少し子供っぽい印象を持たれる事もあるので注意してくださいね!
どっちを使うにしても必ず混在しない事!
ただ、学校の方針もゆるく、別に成績や評価はそこまでこだわらない。
「とりあえず出して終わらせればいい!」という状態の子もいますよね。
そういう場合だったら「ですます調」でも悪くはないです。
ちょっとした宿題程度なら「どっちでもいいよ」という先生もいますからね。(笑)
なのでその場合は「ですます調」でも構わないので必ず文体は統一して「だである調」と混ざらないようにしましょう。
例えば、「僕はこの本を読んで嫌悪した。なぜなら私も似たような経験をした事があるからです。」のように混ざっているパターンですね。
これは良くないので、言い切りの「だである調」を使うか、敬体の「ですます調」を使いのか、はしっかり分けましょう。
迷ってしまったら中学生以上の子は「だである調」を使うようにすれば間違いはないですよ。
もしくは、友達に聞いてみるのもあり寄りのありです\(^o^)/
読書感想文は常体か敬体か?何が違うの?
読書感想文や文章の書き方には「ですます調」と「だである調」がありますが、何がどう違うのか気になりますよね。
ですます調の事を敬体と呼び、だである調の事を常体と呼びます。
文末の全てを「だ」「である」といった言葉で統一した文体
使い分けとしては、ですます調の敬体は相手に読んでほしい文章や、気持ちを伝えたい、そういった文章に適しています。
なので、わたしがいま書いている文章もですます調を用いた敬体になっていますね。
読み手の事を意識して丁寧に書いているような文体になります。
ですが、読書感想文や論文は「誰かに読んでもらう」「誰かに読んでほしい」というものではありません。
事実や主張、自分の意見を客観的に述べていく、訴えていくような文章になります。
なので、このような文章はしっかりと言い切る常体を使う事が一般的です。
読書感想文はですます調にすると文字数が稼ぎやすいというメリットもあるのですが(笑)
やはり、大人になってきたら常体を使った文章にしていく方がいいですね^^
読書感想文で常体を使う場合の注意点
読書感想文で常体の「だである調」を使うと語尾が「~である」ばかりになってしまうという事があります。
語尾が「~である」ばっかりになってしまうのは表現として乏しくなってしまうので注意しましょう。
「~なのだろうか。」「~ではないか。」「~であると考える。」
「~なのだ。」「~かもしれない。」「~だろう。」「~という結論に達する。」
などなど上記のような感じで問いろんな言い回しを使うようにしてみてくださいね。
「~なのだろうか」「~ではないか」など問いかけ風の文章を入れるとより説得力も増しますし「お!うまいな!」と先生方も評価をします。w
おすすめですので使ってみてくださいね~!
まとめ
読書感想文の書き方は「ですます調」と「だである調」のどちらが良いのかご紹介させて頂きました。
最後にポイントをまとめさせて頂きますね。
大学生の課題の読書感想文は「だ・である調」がいい
高校生の場合も「だである調」が一般的だけど、ゆるい宿題なら「ですます調」でもいい
ですます調にしろだである調にしろ混在しないようにして、文体は統一する
常体を使う場合は語尾が「~である」ばかりにならないよう注意する
以上になります!
ですます調は文字数が稼ぎやすいのでチャチャっと終わらせたいという方にはおすすめですね。
ですが、やっぱり常体を用いた読書感想文はなにしろイカしててカッコイイので(笑)
社会人ともなるとへこへこして年がら年中敬体ばかり使わなきゃいけないわけなので。。
学生のうちに常体を使って楽しく訴えるような文章を書いてみるのもいいと思いますよ(*^▽^*)!